ピクシス企画のモトタケです。

このサイトを立ち上げて初めてお問い合わせ、応援メッセージがありました。ありがとうございます。とてもありがたく励みになります。

個人で思い付いたアイデアを権利化し、商品として発表するという無謀とも言える挑戦を続けています。

商品化に向けてパートナー企業様を探すべく提案書を各企業様へ配送しておりますが、まだ特許権が取得できていないのでこのサイト上での公開はしばらく見合わせたいと思います。すでに一社からはお断りの書面が届きました

やはり早くこのアイデアが権利化されて自分で【水中みず鉄砲】の製造、販売ができる環境を整える必要性を感じました。小さいながらもマーケットを確立できれば話を聞いてもらえるのではないかと思っております。

現状は、2022年10月31日に【水中みず鉄砲(正式申請名:水遊び玩具)】の特許出願、申請を行い、同年12月に特許庁より拒絶通知(特許申請が認められない)が返送されて来ています。この辺りの話はいつか【特許権への道】ブログで書こうと思います。

拒絶の理由は、このアイデアは誰でも考える事ができるモノであり、アメリカで権利化されている物と同様の作りである事など。拒絶書に目を通すと権利化は絶望的な様に感じました。

しかし、書類作成をお願いした弁理士さんが英文を翻訳し本件との違いを見出してくれ、充分に反論の余地があると言ってくれました。

2023年2月、弁理士さんが拒絶通知に対する応答文書を作成してくれて再申請をしました。

この数か月間で学んだこと

・アイデアを形(商品化)することの難しさ

・企業側は売れる可能性を証明しなければ受け入れてくれない

・発表・提案するには何かしらの知的財産権(特許など)があった方がよい事

そしてこの知的財産権には特許庁への申請登録が必要で、弁理士が書類作成してくれる事を知りました。今回の場合、実際の最初の請求額はなんと約43万円でした。

(43万円は高いなぁ~)としか思えなかったが・・・。

43万円は大きな出費でした。この時点ではまだ私は個人事業主ではなく、単なるフリーランス予備軍でした。融資や助成金の知識もないままここまで来ていました。正直なところ、自分で書類を作成すれば大幅に金額を抑えられるのになぁと思いました。細々とためていた積み立てnisaを崩すか~、と思いましたが今回は別の手を考えたのです。この話はいつか【モトタケのモト】ブログに書こうと思います。

しかし、作成された申請書に目を通してみたら驚きました! これが、よくわからない文章表現だらけだったのです。

これがプロの技か! と身をもって知らされました。

素材・材料の種類、形状のあらわし方、作用の仕方を文章で説明する際に限定的な要素が含まれると権利の幅に大きな違いがあらわれるのだった。

弁理士さんたちの技に書類一通30万円に相当する価値を感じました。一か月の作成期間の事を考えると日当はそんなに高くないのかもしれないとさえ思えました(でもまた特許申請することがあれば、いつかは自分で書いてみたい気もします)。

2023年1月、弁理士さんの事務所で打ち合わせの後帰り際に訊きました。

『桜が咲くころには特許権認められますかね?』

『そうだといいですね!』

2023年3月に入り早めの桜開花宣言と同時に都内では近年にない桜ムード全開となりました。世界情勢に関わらず桜は毎年美しく私たちを魅了します。

桜は咲いたけど特許権利化は連絡まちで、まだ先のようです。そろそろ良い知らせが入るといいのですが……